スピニングでいきてぇ②
お久しぶりです。
やっとこさ仕事もひと段落となり放置しっぱなしのロッドをいぢくってみました。
ロッドのベースは
TD-BA 591MLXS ブルアップ
これまた古い。。。。
元々アンチダイワなので出来ればウエダかフェンウィックが良かったんですけれども、ウンチクに弱い身としましてはSVFブランクってちょっといいなぁとかずっと思っていたわけです。
まぁベースとしてはバトラーはブランク性能的には申し分ないので今回白羽の矢を立てました。
バトラーリミテッド(ルガーorキャリコ)狙いで頑張ってたんですが、なかなか条件にあわず。
たまたまタイミング良くヤフオクに条件の良いものとしてこのブルアップがあったので落札。
もちろん折れ竿デスヨ。
どうせティップは替えちゃいますもん。
という事でティップ変えてみました。
前回のソリッド化はブランクにぶっさしをしてたんですけど今回は削って継いで見ました。
継いだ部分の強度がとっても不安ですけど。。。。。
こんな感じ。
というのも、バトラーのソリッドの継ぎ部分がかなりキレイでして継ぎ目がとてもスムース。
これは普通に刺してたらこうならないよなぁと思い今回チャレンジしてみました。
1:バトラーのソリッドとブランクの継ぎ部分
2:ソリッド+ブランク継いである所
1が外から見える継ぎの部分です。段差も処理されていてキレイに仕上げられています。
一度ぶった切った所が2の部分です。
まだソリッドが詰まってました。
なので3までぶった切り。
2の部分の断面。
キレイにソリッド詰まってます。
3のブランク部分。外形が丁度2.3mm程 内径は1.5mmくらいです。
用意したソリッドティップは約2フィート程の鮎用のソリッドティップ物。
ブルアップのブランク部分は結構な硬さがありますのでそれに負けない継ぎ用のソリッドティップを選ぶのに結構時間掛けました。
いつもの竜雲釣具でアドバイスうけつつソリッドティップを
元部分の外形が2.1mmなので1.5mm程まで削ります。
削ってる写真ないんですけど、ソリッドティップをリューターに差し込み、かまぼこの板に巻きつけた800番紙ヤスリを当ててウィーーーーーンと回して削ってます。(結構いい感じでしたw)
そしてこうなった。
差し込んでる部分(ブランクの中に入れてる部分)が長めになったのはカマボコの板の幅分だからなんですw
約10cmと結構長いから切っちゃおうかなぁと思ったんですけど、ロッドをほんのりしならせるとソリッド末端がブランク内壁に当たって結構いい感じで響くのでまぁこれでいいかなぁと。
さしずめ、バイト増感システム?なつもりでブランク側の内径末端処理を行ってそのまま差し込みました。
中にエポキシを注射器で詰め込みロッドを逆さにして会社で乾燥中です。
週明けには固まって出来上がってる予定です。
そして気になる継ぎ部分の強度なんですけれど、これがやはり若干不安です。
削って差し込む予定ではないものを削って継いだので、その部分の曲がりが少し綺麗ではない。
ちょっと失敗かもしれない。
ダブルフットのガイドを継ぎ部分に宛がって補強しないと使ってて怖いかもです。
ちなみにロッドの感度ですが、とても良好です。
ティップの先に3cm程の糸をつけて絨毯の上で糸を擦りつけたんですけど、ちゃんとその感触が伝わります。机の上を擦っても判別つかないのでとても良い感度ではないですが少なくとも今使ってるフィネッツアよりは感度は良好になっている筈なのでまぁ合格かなぁ。
完成したら朝霞のイトウで強度チェックですかね。
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