今までの流れ的に
管釣りでベイト流行ってるなぁ
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カルカッタ51XTで行けるんじゃね?
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王禅寺で惨敗
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番長のレスター&カルコン51Sでまともに扱えた。
なのでロッドが悪い!硬すぎだ!(腕の所為にしないのがポイント@@)
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市販品で気に入りそうなのないし、そもそも買えないから作っちまえ!
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フィネッツアとかメバルロッドっぽいベイトロッドがいいなぁ
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んじゃソリッドティップに差し替えちまえばいいんじゃね?
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竜雲釣具店で鮎ブランクやら各種ティップいっぱいあるし
丁度いらないロッドがあるから試しちゃえば?
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ザウルスGAOの先っぽにソリッドティップくっつけて出来上がり。
という安直な流れ。
という事でベースロッドは、コレです。
ザウルスGAO GAC60ML-2
ザウルスでかつて発売されていたエントリーロッドです。
特徴はザウルスブランドってだけで特にはないぺにゃんとしたしっとりロッドです。
なんとなく2ピースロッドが欲しくて当時購入。
使ってるうちに愛着が湧いてきて、GAOだけどちょっとちがうんだぜーとか中2病全快でなんとなく本体より高いチタンのゴールドサーメットに変更して使ってました。
例えるならナビ6000PGにスタジオオーシャンマークのパワーハンドル付けるみたいな感覚でしょうかね
グリップも手の形状に合わせて細く削ったりもしてました。
が、ボート内で先っぽふんずけてご臨終。
ということで、手持ちで一番柔らかいロッドだったのでこいつを復活させれば良いかなぁと。
で、老舗でびっくりな品揃えの竜雲釣具店でGAOのティップに合いそうなカーボンソリッドティップを吟味しまして鮎用のカーボンソリッドティップを購入。
一応このソリッドティップは縦繊維なのでハートランドZとかメチャとかと一緒の部類です。(いいのかワカランですけど悪くはなさげ)先端径は0.9mm。
作業はまさにプラモデル感覚。
適当にソリッドティップの元径を参考にGAOに継ぐ部分となる箇所を割り出して適当に差し込みました。
一応継ぎ部分が割れないように元ブランクの内部処理を施してあります。
ガイドは取り合えず元についてたチタンのゴールドサーメットをそのまま生かし、(外すのメンドかった。。)先っぽを格安で購入したチタンのLガイドを取り付け。本音はLDBにしたかったんですけどねぇ
TOPガイドはLGが売ってなかったんでチタンのMNガイドをチョイス。
内径0.9mmが存在しないのでほんの少しだけ隙間をエポキシで埋めて取り付けました。
ティップ部が結構ぐんにゃりなので普通のガイドセッティングだとブランクにラインが擦れます。
なのでスパイラルセッティングに。
通常は180度のスパイラルが一般的なんですけどまぁ90度で良いかなぁと良し悪しわからず左周り90度のスパイラルセッティングに。
ガイドの位置も仮止めしながらあーでもねーこーでもねーと、とりあえずラインがブランクに当たらない位置に適当にセッティング。
その位置決めのままスレッドを巻き巻き。
このとき少しスパイラルがずれてしまった。。。。。が、まぁちょっとだからいっかなとそのまま。
スパイラルが綺麗じゃないなぁ。。。。
元ブランクとティップの接合部分はちょっぴり長めにスレッド巻いて補強。
スレッドの巻き汚い&余り糸の処理が中途半端&ロッドメーカーが無いんでエポキシタレてるし。。。
暇なときにやり直す予定デス。
こうして適当に試作が完成。
レングスは、。。。。。ワカンネ。
計ってないですw
元より約30cmほど長くなってるので多分6.9ftくらいでしょうかね。
ブランクアクションはこんな感じに
1円、10円、500円玉くっつけていって試して
こんな曲がりします。
まぁ、文字通り取って付けたロッドですが曲がりは以外に綺麗なファーストテーパー。
竿を立てると意外といい感じに見えますんで私的にOKです。
すそののメタボ鱒君もいなせましたのでまぁ合格でしょう。
そして使用感はというと、これが意外と良い。
当初の目的として掲げたのが
3gを気持ち良くキャスト出来るロッド
これは軽くクリアです。
カル51XTでも乾燥状態であれば全く持って問題なく扱える。
3~5gであれば気持ち良く扱えます。
クラピー、ベビシャクラスの2.5gも何とか投げれる部類に入ります。
ロッドの感じもメバルロッドに近い特性があり、ルアーがちゃんとティップ部に重みが乗りフルキャストでビューーーーーンと飛んで行きます。
早引きの手返し重視でマシンガンキャスト繰り返すなんてことさせても安定して投げられましたから合格でしょう。
振りぬけるときもティップだけがベニョンとなり過ぎて水面叩く事もない程度に腰が残るので良い塩梅でしょうかね。
で、バベルは試さなかったかって気になるでしょう。
当然試しました。
バベルⅢですけど、
無理無理
投げられません。
これはリールの性能に起因するから仕方ないですね。
感度はというと、まぁ元々がアレなので良い訳ではないがそれはまぁあんまし気にしない方針でしたので。。。
良くは無いけどPE使ってフロロ並みな感じでして、丁度良いくらいな感度ですかね。
そもそも巻きにしか使わないのでこれで良いと思います。
それと、ティップの継ぎ部分が結構気になっていて、でかいのかけたら絶対折れるんじゃね?と心配してたんですけどすそのの40UPにドラグ強めで耐えられたんでまぁ王禅寺クラスであれば全く心配いらないかもです。
総評としては「適当に作った割には意外と良い」。
このままスピニングロッドとして作り変えても便利に使えそうな感じですね。
欠点は?というと
適当に作りすぎたので信頼感は全く無いというのが最大の欠点。
それと5g超えるプラグは全然ダメでフルキャストすると折れそうで怖い。
また、試作完成したてであり、ほんの4時間程しか使ってないので「キャストできた」喜びのほうが大きく欠点に目が行かないということもある。
それでもまぁ今回の試作は一応成功でしょう。本命の着手にちょいと自信がつきました。
しかし、すそのに間に合わせる為に急いだんで、「スレッドの巻きの甘さ」と「コーティングの汚さ」「スパイラルの角度」がいまいちなので暇なときにちゃんと直す必要があります。
ブランクに傷が残ってたりもするので仕上げは今一度する必要がありますのでもうちょっといぢりましょうかね。
完成したらまた紹介します。
あー 、ちなみにこのロッド名前が決まっています。
その名は
鬼嫁プロト
マークも今作ってたりします。
もちろん鬼嫁にはナイショです。
↓押すと中の人は狂喜シマス。↓