98TP分解②:ペンチと+ドライバーのみの分解手順
昨日の続きで98TP3000を分解してみた。
相変わらず六角レンチ無いので六角レンチ無しでの分解手順をついでに。
※ほんとは0.89mm六角レンチあった方がいいに決まってるんです。(後述)でも普通の家にはそんなもの無いので無くてもメンテに十分なほどバラセるので一応紹介。
95ステラでさんざん分解組み立て繰り返したので少し慣れました。
手順写真撮りながら作業するまで成長しましたよw
ちゃんとした分解・組立て手順は
境ルアHPの
シマノ 98ステラ4000の徹底分解メンテナンス 組立編
シマノ 98ステラ4000の徹底分解メンテナンス 分解洗浄編
を良く見て参考にして下さい。先人達の知恵と知識と努力が詰まってます。
昨日の続きなのでスプール、ボディフタ部をはずした所からスタート。
①スプールシャフトの後端についている摺動子についてるクロスギアピンとかを外す。
(おいら摺動子を振動子とずっと勘違いしてたwてか、読めなかったデスヨ アタマワリィー)
②クロスギア押えネジを外して摺動子ガイド(2本の棒)を抜き取る。
③次にスプールシャフトを少し回して持ち上げられるようになるのでクロスギアを回しながら抜く。
④スプールシャフトをクルンと回して裏っかわにあるネジを外す。で、摺動子を完全に外す。
⑤摺動子を完全に外すとスプールシャフトが抜けるので抜く。
⑥リテーナーを外してローターをとめている回転枠ナットをレンチかペンチで外す。
ここまでくれば後は簡単です。
クラッチを外してピニオンギア用ギアを外します。
この手順時の注意事項としては先にクロスギア抜くのでローター回しちゃうとクロスギア用ギアがボディに当たった状態で回るのでそれなりに気を使わないと行けないかもです。故意にロータークルクル回さなければ平気かもですが、一応ボディに接触してるんで気にしながら作業して下さいね。
以上でここまでバラバラ分解完了です。
この中古98TP3000君もフリクションリング(クラッチ周りについてるゴム)がボロボロでした。
要交換です。
あと、致命的欠陥も発見しました。
こうやって差し込んで回してみるとギアがブレル。
反対にして確認しても軸部がわずかに揺れる。何度も確認したけどやっぱりブレル。
これ、マスターギアが歪んでるかもです。ステラのギア突っ込んで同じように回してみても全くぶれなかったのでTPのマスターギアがきっと微妙に歪んでるのでしょう。これは交換必須かなぁと思います。それでもかなりスムースに回ってたんでベアリング軸止め?の鍔部分の精度がわるいかなんかかもですね。
とりあえずこいつは普通に交換しても面白くないのでハイギア化にでもしてみますかね。3000と4000はボディ共通だし98TP4000H化はポン付けで簡単にいくでしょう。
TPじゃなく98ステラ4000Hのギアも移植できそうだなぁ。98ステラのスーパーフローティングシャフトのローターのへこみ部分が気になるところですけど。(ピニオン短いんじゃね?)
でも95、98ハイギアのハンドルってたしか折りたためないマシンカットハンドルしか付かなかったような気がする。。
当時95ステラ3000にそのままくっつくかなと思ってサンスイ上野でためさせて貰って撃沈だったような記憶が。
またグーグル先生に聞いてみます。(
大溝先生がきっと教えてくれる!と思ってるのはナイショ)
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